子供の頃から乗り物好きで、ずっと機械設計の仕事をしてきました。転職を考えていた時に、声をかけていただいたのがマーテックでした。人事の話には熱い思いが感じられ、また、実際に職場を見学した時に、現場の裁量範囲が広いことが私にはとても魅力的でした。ずっと現場重視の環境に自分を置きたいという思いがありましたので、マーテックに入社を決めました。

設計プロジェクト課では、ライン生産ではなく、お客様からの特注品の開発と、海外からの輸入品の立ち上げ及び、販売後のサポートを担当しています。特注品は、長いものでは1年以上の開発期間を要します。他社では応えられないような相談が当社に持ち込まれることもありますが、難しいものだけに、お客様の納得されるものが完成した時の喜びは非常に大きなものになります。

設計プロジェクト課では、海外からの輸入品を日本仕様に変更する作業も行います。日本のお客様は要求品質がとても高く、海外から輸入した製品そのままでは通用しないことも多いのです。現地メーカーと何度やりとりしても理解してもらえず、思い切って現地まで足を運んだこともありました。こうした業務と並行して挑戦したいと考えているのは、マーテックの収益の柱となる商品を開発することです。現在は、油圧ショベル用移動式クレーン吊りフックが当社の売り上げの１／３を占めています。それだけに頼らず、柱となるものを開発し、会社に貢献できればと考えています。